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ポッドキャストの間は、編集ではなく収録で決まる

個人で配信をしている方が受講されると、W10でだいたい同じことを言われます。編集に時間がかかりすぎる、と。聞いてみると、1本30分の回に4〜6時間かけている方が珍しくありません。

作業の中身を聞くと、ほとんどが「間を詰める」作業です。詰まったところ、言い直したところ、「えー」を削る。ここに時間の8割が消えています。

切ると、なぜ不自然になるのか

沈黙を切り詰めると、その前後の息継ぎまで一緒に消えます。聞いている側は、言葉の内容ではなく呼吸のリズムで自然さを判断しているので、息が抜けた部分は「なんか変」と感じます。波形の上では綺麗につながっていても、耳は気づきます。

編集で直せるのは、言い間違いと事故だけです。間は収録の側の問題なので、編集卓では直りません。

収録中にやっておく3つ

  • 言い直すときは、文の頭から言い直す。途中から直すと、後で切る場所がなくなります。頭から言い直せば、丸ごと1文を捨てるだけで済みます。
  • 詰まったら、黙って3秒待ってから続ける。「えーっと」で埋めないこと。3秒の無音は後から短くできますが、「えーっと」は消すと不自然になります。
  • 1本の中で、意図的な間を先に決めておく。話題が変わる場所に2秒。これを最初から入れておくと、編集で切る必要がある間と、残すべき間の区別がつきます。
マイクと音声波形が並んだ収録画面のモノクロ写真
W10では、自分の回を実際に編集し、削った理由を全員に説明してもらいます。

削った理由を説明できるか

授業では、編集した箇所をひとつずつ「なぜ削ったか」説明してもらいます。ここで多いのが「なんとなく気になったから」。それはたいてい、削らなくていい場所です。

この回を受けた方の編集時間は、平均して半分以下になります。うまくなったからではなく、切る箇所が減るからです。

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